プロジェクトストーリー

PROJECT STORY

高島屋クレジットのさらなる成長を
目指して、
社内で行っているグループワーク
をご紹介します。

Prologue

高島屋クレジットは、当社30周年および高島屋180余年の歴史に培われた企業のDNAを再確認し、「進取の精神」やお客様を第一とする「創業の精神」などの基本的価値観を全従業員で共有するために、アーカイヴス推進活動を展開しています。当社ではその一環として、「グループワーキング」を実施しています。各部署から選ばれたメンバーたちが、5名ずつ4つのグループに分かれて討論し、『今後の当社の発展(収益向上)につながるドリームプラン』を発表。当日は、社長や役員も審査員として出席し、各発表後に質問や意見が交わされ、アドバイスや寸評も加えられます。そして最優秀プランを立案したグループは、後日、全体朝礼で表彰されます。

グループワーキングで個々のチカラを会社のチカラヘ

グループワーキングでは、参加者それぞれが持つ知識や経験を共有しつつ、与えられた課題に対し、「物事を深く考える力」「主張と受容を両立させる力」「時間内に課題を解決する力」など、今後、当社が成長を続けていくために必要な力を高めるという、強い目的意識を持って臨むことが重要です。2017年2月に行われたグループワーキングの参加者の一人が、事前の意気込みを次のように語ってくれました。「気がつくと、自分の担当業務を中心にものを考える習慣が身についてしまっていました。他部署の人たちと協働することで、普段とは全く違う視点と自由かつしなやかな発想でアイデアをカタチにしてみたい、と考えています」。実際、グループワーキングは、参加者にとって、新しい視点や気づきなどを与えてくれる貴重な体験の場となっています。

楽しみながらアイデアを競う
5時間の共同作業

当日のワークは、【環境分析】→【課題認識】→【提供価値の明確化】→【ターゲット設定】→【具体的プラン策定】の順に進められます。各グループのリーダーは、「革新性」「実現可能性」「面白み」という観点から、意見やアイデアの取りまとめを行っていきます。グループワークに与えられる時間は、20分間のプレゼンリハーサルを含め、全体で5時間。時折、笑い声が聞こえてくるような和気あいあいとした雰囲気ながらも、一人ひとりが「従業員の代表」としての自覚を持ち、各グループとも熱い議論が展開されます。そしていよいよ、企画案のプレゼン大会がスタート。持ち時間は、各グループ15分(発表10分、質疑応答5分)。心地良い緊張感の中、参加者全員が、他のグループの発表に真剣に耳を傾けました。カードの新規会員を開拓するための企画案は、3グループが若年層を、また、1グループが富裕層をターゲットとしたものでした。グループの中には、パワーポイントでの資料作成が発表までに間に合わず、急きょ手書きのスケジュールや裏付けデータで説明を行う場面もありました。しかしそれは、見方を変えれば、時間いっぱいまで議論を重ねた結果ともいえるでしょう。審査員の評価は企画の内容次第です。社長や役員からの手厳しい質問や意見などもありましたが、一方では独創性のあるアイデアに大きな関心も示されていました。両者の真剣なやりとりは、まるで経営企画会議のそれのようでした。

今までの自分を変える 会社の未来が変わる

ワーキング終了後、今回の最優秀プランに選ばれたグループのメンバーが感想を語ってくれました。「自分はもともとグループディスカッションやプレゼンを得意としていませんが、限られた時間の中でアイデアを出し合ったり、プレゼン前に質疑応答の準備をしたりと、大変有意義な一日を過ごすことができました。今回の企画の中で徹底的にこだわったのは、メンバー全員で設定したキーワードをプランの軸として、最後までブレないように留意したことです。私たちが立案したのは、次のようなプランです」。

【環境分析】若年層カード会員の獲得競争が熾烈化。特に、その富裕層を取り込めていない
【課題認識】若年層へのアプローチ方法に検討の余地あり
【提供価値】既存上位カード会員と同等のサービス提供が無料で受けられる特典を設ける

「実現可能なプランのためには、現実的な予算を念頭に置くことが不可欠です。そのため、まずは、“現在、当社は保有しているが、他社は保有していないだろうと思われる財産は何か?”を考え、それをお客様に提供できるような仕組みやサービスを形にするにはどうすればよいかを話し合いました。社長や役員のご意見やアドバイスを素直に受け止め、今後、より実現可能なプランに磨き上げていければ嬉しいですね」。日々の業務から少し離れ、参加者全員が、なかなか体験できない新鮮な刺激を受けたに違いありません。当社では、こうした活動を通じて、一人ひとりの力を、そして仲間の力を、会社の未来を変えていく力に育てていきます。